数字で知るフードロス(食品ロス)
フードロス(食品ロス)を詳しく知る
数字で知るフードロス(食品ロス)
フードロス(食品ロス)を詳しく知る
フードロス(食品ロス)は、世界中で取り組むべき大きな課題です。
その規模や影響を知ることは、よりよい未来へつながる一歩になります。
まずは、フードロス(食品ロス)にまつわる事実やデータを一緒に見ていきましょう。

世界ではどれくらいの食べ物が捨てられているの?
世界ではどれくらいの食べ物が捨てられているの?
WWF(2021年)の調査によると、私たちが世界で生産する食べ物の40%が、まだ食べられるのに捨てられています。
これは年間で25億トンもの食べ物が廃棄されている計算になり、
地球上では毎秒8万キログラムの食べ物がムダになっていることになります。

どんな食べ物が一番ムダになってしまっているの?
どんな食べ物が一番ムダになってしまっているの?
フードロス(食品ロス)は、ほとんどあらゆるカテゴリーの食べ物で起きています。
家庭での廃棄量を世界全体で見ると、野菜(25%)、穀物(24%)、果物(12%)が特にムダになりやすい食べ物です。
家庭で発生するフードロス(食品ロス)では、野菜・穀物・果物に続いて、
根菜類(9%)、乳製品・卵(7%)、肉・魚(6%)がムダになりやすい食品として挙げられています(Chen, 2020)。

今日から一緒に"おいしい選択"をはじめよう。
今日から一緒に"おいしい選択"をはじめよう。
フードロス(食品ロス)の定義
フードロス(食品ロス)の定義
「フードロス(食品ロス)」とは、まだ食べられるにもかかわらず食品が破棄されたり、食卓に届くまでのどこかの段階で食べ物が失われてしまうことを指します。
英語では「Food loss and waste」と表され、さらに次のように分類されます。
Food loss(フードロス/食品損失)
生産・加工・輸送など、食品が店頭に並ぶ前のサプライチェーン初期段階で発生する損失
Food waste(食品廃棄)
小売店・飲食店・家庭など、食卓に近い段階で発生する「まだ食べられる食品」の廃棄
一方、日本では「フードロス」「食品ロス」という言葉が日常的に併用されていますが、政府は食べられる部分が廃棄されることを「食品ロス」と統一しており、2019年10月に施行された「食品ロス削減推進法」でもこの呼称が使用されています。
Too Good To Go Japanでは、こうした状況を踏まえ、公式な場では「フードロス(食品ロス)」と表記しています。

SURPLUS FOOD(サープラスフード)とは?
SURPLUS FOOD(サープラスフード)とは?
サープラスフードは、日本語で直訳すると"余剰の食品"という意味合いがあります。
これらは農場から食卓までのどんな段階でも生まれることがあります。
サープラスフードは、まだおいしく食べられるのに、何らかの理由でお店で販売されなかった食品のことです。
それ自体はフードロス(食品ロス)ではありませんが、残念ながら多くの場合、そのまま捨てられてしまいます。
さまざまな理由で「売られない・食べられない」状態になった食品が、サープラスフードとされています。
こうしたサープラスフードを活かすことは、フードロス(食品ロス)削減のための、とても効果的なアプローチです。(FAO, 2018)

Food Loss と Food Waste のちがい
Food Loss と Food Waste のちがい
Food loss(フードロス/食品損失)は、サプライチェーンのより早い段階で発生します。
そして、この食品は家畜の飼料など、他の生産用途としてサプライチェーンに戻ることもありません。
収穫やと畜、漁獲の段階で起きるものであり、食品が店頭やレストラン、フードサービス事業者、そして消費者に届く前に失われてしまいます。
国連食糧農業機関(FAO, 2019)は、Food loss を
「小売・外食・消費者を除く食品供給者の意思決定や行動によって、食品の量や質が減少すること」
と定義しています。
WWF(2021)によると、年間12億トンの Food loss(食品損失)が農場で発生しています。
Food waste(食品廃棄)は、サプライチェーンの最終段階、つまり食品が小売店やスーパー、フードサービス事業者、そして家庭まで届いた段階で発生します。
FAO(2019)は Food waste を
「小売・外食・消費者の意思決定や行動によって、食品の量や質が減少すること」
と定義しています。
UNEP(2024)と FAO(2019)によると、年間14億トンの Food waste(食品廃棄)が、加工・流通・小売・外食・家庭などの段階で発生しています。
なぜFood Wasteは問題なの?
なぜFood Wasteは問題なの?
Food waste(食品廃棄)は、社会・経済・環境に大きな影響を与えています。
だからこそ、Food waste を減らすことは、気候変動への貢献、生活コストの軽減、そして食へのアクセス向上といったポジティブな変化を生み出す大きなチャンスなのです。
10%の温室効果ガスが食品廃棄から発生
世界中の温室効果ガス排出量のうち
(WWF, 2021)
25%の新鮮なお水が無駄に
最終的に廃棄されてしまう食品の生産に使っています
(WWF, 2024)
11,5%の世界中の土地が
最終的に廃棄される食品を生産するために使われています。これは中国よりも広い土地面積に相当します。
(WWF, 2024)
$1.1兆ドル
が、食品廃棄によって毎年失われている経済的損失の総額です
(WWF, 2024)
2,4億人
が、栄養のある食事を十分得られていません
(FAO, 2023)
733億人
が、日々飢餓に苦しんでいます
(FAO, 2024)
気候変動に立ち向かうチャンス
気候変動に立ち向かうチャンス
Food waste(食品廃棄)は現在、世界全体の温室効果ガス排出量の10%を占めています(WWF, 2021)。
Project Drawdown(2020)は、2100年までに地球の気温上昇を2℃以内に抑えるための対策として、Food waste削減を“最も効果的なアクション”と位置づけています(Project Drawdown, 2020)。
シンプルで、効果的で、おいしい出会いもある。
Food waste を減らすことは、環境にポジティブな変化をもたらす、私たちにできる本物のアクションです。

How does food waste affect the environment and climate?
How does food waste affect the environment and climate?
食品を生産する過程では、温室効果ガスが大気中に排出されます。また、フードシステムは生物多様性の損失や自然環境の生態系にも影響を与えています。
食べ物を捨ててしまうということは、目の前の食品だけでなく、その食品をつくるために使われた大切な資源すべてを無駄にしてしまうということ。
そのため、食品廃棄は環境や地球の気候に大きな影響を与えているのです。

Food Wasteを減らすことで、どんな良いことがあるの?
Food Wasteを減らすことで、どんな良いことがあるの?
Food waste(食品廃棄)を減らしたり避けたりすることで、CO₂e 排出を防ぎ、水や土地といった貴重な資源の無駄な使用も防ぐことができます。Too Good To Go を通して1食分の食品を購入することは、およそ2.7kgのCO₂e排出を回避し、810リットルの水の無駄を回避し、さらに年間2.8㎡の土地の無駄な利用を回避することに相当すると言われています。(Merieux Nutrisciences | Blonk, 2024)。
そして、サープラスフード(余剰食品)を消費することで、新たな食品を追加で生産する必要がなくなります。
あなたが救った食べ物は、埋立地や焼却処理に回されることがなくなり、そこで発生してしまうはずだった余分な排出を防ぐことができます。
Too Good To Go ブログ
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